楽天モバイルは、2020年から自社設備でのサービス提供を開始した人気の大手通信キャリアです。
格安で使えるデータ無制限プランや楽天ポイントの貯まりやすさなど魅力が多く、乗り換えを検討している方も多いかもしれません。
楽天モバイルの審査基準は比較的ゆるいと言われることもありますが、様々な理由により審査落ちしてしまうこともあるので注意が必要です。
この記事では、以下のような不安を感じている方に向けて、楽天モバイルの審査に落ちる要因と対処法を解説します。
また、「携帯ブラック」が原因で楽天モバイルの審査に通らない方におすすめの格安SIMも紹介しますので、参考にしてみてください。
目次
まず、楽天モバイルの審査に落ちるおもな要因と対処法をまとめてみました。
審査落ちの理由 | 対処法 |
---|---|
提出書類に不備がある | 提出書類を再確認し、もう一度申し込みましょう |
MNP予約番号が切れている | 再度MNP予約番号を取得し、再申込みしましょう |
乗り換え前の名義と契約者が異なる | 乗り換えの前後で同じ契約名義にしましょう |
同一名義で10回線契約している | 回線数は9回線以下にしましょう |
支払い方法を口座振替にしている | クレジットカードに変更しましょう |
携帯本体の購入を分割にしている | 携帯電話本体を一括で購入、または、SIMのみ契約にしましょう |
携帯料金を未納・滞納したことがある | 未払い金や滞納金は完済しましょう |
短期間で解約を繰り返したことがある | 他の携帯会社を使用しましょう |
それぞれの点を詳しく解説しますので、審査に落ちてしまった方、またこれから申し込みをする方も、当てはまっている点がないか確認してみてください。
楽天モバイルの申し込みの際は、必ず本人確認書類の提出が必要です。
指定の本人確認書類を提出していない場合や不備がある場合は、審査に通りません。
店舗では原本の提示で本人確認が完了しますが、WEB申し込みでは本人確認書類を撮影してアップロードする必要があります。
書類の全体が写っていない、画像がぼやけているなどの不備があると審査に通らないので注意してください。
書類に不備があった場合は楽天モバイルからお知らせが来るので、提出方法を確認して再申込みしましょう。
楽天モバイルの本人確認書類について詳しくはこちら:本人確認書類(楽天モバイル公式サイト)
他社から電話番号そのままで楽天モバイルに乗り換える場合は、MNP予約番号の有効期限に注意してください。
楽天モバイルをWEB申し込みする場合、申し込み時点でMNP予約番号の有効期限が7日以上残っている必要があります。
有効期限が7日に満たない場合は申し込みができないので、MNP予約番号を再取得してもう一度申し込みしましょう。
店舗で申込みする場合は、MNP有効期限内であれば申し込み可能です。
また、MNPワンストップ対象サービスからの乗り換えであれば申し込みと同時にMNP手続きができるので、事前にMNP予約番号を取得する必要はありません。
ワンストップ対象サービス(2024年11月時点)
・NTTドコモ
・au ・ソフトバンク ・ahamo ・UQ mobile ・povo ・ワイモバイル ・LINEMO ・LINEモバイル ・ジャパネットたかた通信サービス ・日本通信SIM ・b-mobile ・mineo ・センターモバイル ・LPモバイル ・IIJmio ・NUROモバイル ・イオンモバイル ・BIGLOBEモバイル ・J:COM MOBILE ・HISモバイル ・KABU&モバイル |
ただし、店舗で申し込みする場合は、ワンストップ対象サービスからの乗り換えでも事前にMNP予約番号の取得が必要です。
詳しくは、他社から電話番号そのままで乗り換え(MNP)(楽天モバイル公式サイト)を参照してください。
楽天モバイルにMNPで乗り換えする場合は、乗り換え前の名義と契約者の名義が同じである必要があります。
結婚して名前が変わったなどの場合は、乗り換え前の携帯電話会社で名義を変更してから楽天モバイルに申し込みしましょう。
Rakuten最強プラン(データタイプを含む)は楽天ID1つにつき10回線までしか契約できません。
すでに10回線契約している場合は契約できないので、別の会社に申し込むなどの方法を考えましょう。
なお、楽天IDを複数作成することは楽天会員規約で禁止されています。
楽天モバイルでは支払い方法に口座振替も選択できますが、口座振替を選択すると契約審査が厳しくなる可能性があります。
携帯会社からすると、口座振替はクレジットカード払いより料金を回収できないリスクが高いためです。
口座振替で審査に落ちてしまった場合は、クレジットカード払いに切り替えて再申込みしてみましょう。
携帯端末を分割払いで購入すると、契約審査の他に「分割審査」も行われます。
分割審査とは、購入する人が分割払いの料金を完済する能力があるかを確認する審査です。
分割審査では「信用情報ブラックリスト」が参照されるため、クレジットカードやローンの未払いがある人は審査に通りにくくなります。
分割払いの審査に落ちてしまった場合は、端末を一括で購入するか、「SIMのみ契約」しましょう。
SIMのみ契約について詳しくはこちら:SIM(シム)- お使いのスマホそのままで楽天モバイルのSIMを使う方法(楽天モバイル公式サイト)
携帯料金の滞納により他社を強制解約となり、現在も未納を続けている人は、楽天モバイルの審査に通りません。
強制解約後も未払い金がある人は、携帯電話会社各社が共有する「不払い者情報(携帯ブラックリスト)」に登録されるためです。
現在「携帯ブラック」状態の人は、未払い金を完済してから楽天モバイルに申し込みしましょう。
楽天モバイルで正当な理由がなく短期解約を繰り返したことがある人は、楽天モバイルの自社ブラックリストに登録されている可能性があります。
この場合楽天モバイルは契約できないので、他の携帯会社に申し込みしましょう。
※他社での解約履歴は楽天モバイルの審査に影響しません。
携帯ブラックが原因で楽天モバイルの審査に落ちてしまった場合、そのままでは他社の審査にも通らない可能性が高いでしょう。
未払い金を完済すれば携帯ブラック状態は解消されますが、現状支払いは難しいという方も多いかもしれません。
「楽天モバイルの審査に落ちてしまった…」
「携帯ブラックでも契約できる会社はある?」
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申し込み者の99%が審査を通過するので、楽天モバイルの審査に落ちた方でも安心して申し込みできます。
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ドコモ回線を利用したサービスのため、つながる場所はドコモと変わりません。
オンラインに加えて全国170店舗でも契約可能で、不安な点や分からないことをスタッフに確認しながら申し込みいただくこともできます。
電話や公式LINEでの有人サポートも実施していますので、契約前に不安がある方はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
「ブラックリスト」に登録されていると、絶対に楽天モバイルの審査に通らないというわけではありません。
楽天モバイルの契約に関係するブラックリストには以下3つの種類があり、登録される原因と携帯契約への影響が異なります。
楽天モバイルの契約に関係する3つのブラックリスト
ブラックリストの種類 | ブラックリストになる原因 | 楽天モバイルの審査への影響 |
携帯会社共有のブラックリスト
(携帯ブラック) |
他社の料金を滞納し、強制解約された後も未払いを続けている | 契約審査に通りにくくなる |
楽天モバイルの自社ブラックリスト
(自社ブラック) |
・楽天モバイルで未払い、滞納がある
・楽天モバイルで短期解約を繰り返したことがある |
契約審査・分割審査に通りにくくなる |
信用情報機関のブラックリスト
(信用情報ブラック) |
・クレジットカードやローンの未払い、滞納がある
・債務整理をした |
端末の分割審査に通りにくくなる |
ここでは、このうちのどれかに登録されていても楽天モバイルの審査に通るケースについて解説します。
楽天モバイルの自社ブラックリストに入っていない場合は、他のブラックリストに登録されていても楽天モバイルの審査に通る可能性があります。
携帯会社共有/信用情報機関のブラックリストはあくまで参考として使われる情報で、申し込みを認めるかどうかは楽天モバイルの判断となるからです。
とはいえ、現実的には携帯ブラック/信用情報ブラックの場合、楽天モバイルの審査に通るのは難しいと考えておきましょう。
信用情報機関のブラックリストが影響するのは携帯の分割審査だけで、契約審査には影響しません。
そのため、「信用情報ブラック」になっている人でも、携帯会社共有のブラックリストに入っていない場合は楽天モバイルが契約できます。
ただし、過去の滞納や短期解約などが原因で楽天モバイルの自社ブラックリストに登録されている場合は審査に通らない可能性が高いので注意してください。
携帯本体を一括で購入する場合、分割審査は行われません。
「信用情報ブラック」の人でも、一括購入を選択すれば楽天モバイルで携帯電話を購入できます。
自分がどのブラックリストに入っているか分からない場合は、以下の方法で確認できます。
ブラックリストに入っているか調査する方法
・楽天モバイルの自社ブラックリスト:問い合わせ窓口なし
・不払い者情報(携帯会社共有のブラックリスト):携帯各社の窓口へ問い合わせる ・信用情報期間のブラックリスト:情報開示手続をする |
楽天モバイルの「自社ブラック」に登録されているかを事前に確認する方法はありません。
不払い者情報に登録されていないのに契約審査に通らない場合は、自社ブラックとなっている可能性があります。
また、契約の際に「預託金」の支払いが求められた場合は、自社ブラックに登録されている可能性が高いでしょう。
それぞれの方法について詳しくは、以下の記事を参照してください。
ここからは、楽天モバイルの審査に関して気になる点や知っておくとよい情報を解説します。
楽天モバイルの審査に関する情報
・楽天モバイルの審査は主に2種類
・審査に必要な本人確認書類 ・楽天モバイル契約者と楽天IDの情報は同じになる ・審査の状況と結果を確認する方法 ・審査から開通までは最短数時間から最長2週間 ・eSIMなら最短10分まで開通まで可能 |
楽天モバイルの審査は、おもに契約審査と分割審査の2種類です。
契約審査とは、申し込み者に利用意思や月額料金の支払い能力があるか確認するための審査で、新規契約や乗り換えの際に実施されます。
参照されるブラックリストは、携帯会社共有のブラックリストと楽天モバイルの自社ブラックリストです。
他の携帯会社で未払い金がある人や、楽天モバイルで滞納や短期解約の履歴がある人は審査に通りにくくなるので注意してください。
分割審査は、携帯端末を分割払いで購入する際に実施される審査で、申し込み者が分割払い金を完済できるかの確認が行われます。
分割審査で参照されるのは、信用情報機関のブラックリストが参照されるため、クレジットカードやローンの滞納があると審査に通りにくくなります。
楽天モバイルで利用できる本人確認書類は以下の通りです。
楽天モバイルで利用できる本人確認書類(日本国籍の場合)
・運転免許証
・運転経歴証明書 ・マイナンバーカード ・精神障がい者保健福祉手帳 ・療育手帳 ・身体障がい者手帳(補助書類必要) ・健康保険証(補助書類必要) ・日本国パスポート(補助書類必要) ・住民基本台帳カード(補助書類必要) |
補助書類として利用できるのは、公共料金の請求書・領収書、住民票、届け出避難場所証明書です。
いずれも発行から3ヶ月以内で、氏名・住所が申込内容と一致している必要があります。
楽天モバイルの本人確認書類について詳しくはこちら:本人確認書類(楽天モバイル公式サイト)
楽天モバイルの契約には、楽天IDとパスワードが必要です。
楽天会員ではない場合は、楽天モバイルの申し込み前にまず楽天会員(楽天ID)に新規登録しましょう。
楽天モバイルの契約には楽天IDが紐づけられるため、申し込みの際は楽天IDに登録した契約者の氏名・住所などの情報をそのまま利用できます。
表示された契約者情報と本人確認書類の情報が一致していることをしっかり確認して、申し込みを進めましょう。
※楽天モバイルの申し込み後に楽天IDの情報を変更しても、楽天モバイルの契約者情報は変更されません。
楽天モバイルの審査状況は、my 楽天モバイルで確認できます。
確認方法の流れは以下の通りです。
・楽天IDとパスワードでmy 楽天モバイルにログインする
・「申し込み履歴」の画面を開く ・「お申し込み日」の下に表示された文言を確認する |
「お申し込み日20○○/○○/○○」の下に「お届け準備中」または「お届け中」と表示されている場合は、すでに審査が完了しています。
お届けに関する表示がない場合は、審査中か本人確認不備、または審査落ちとなった可能性があります。
本人確認不備となった場合は、my 楽天モバイルのトップ画面に表示される通知、または楽天モバイルからのメールで理由を確認して、再アップロードしましょう。
楽天モバイルの申し込み~開通までにかかる時間は申し込み内容や本人確認方法によって異なります。
最も早く開通するのは「eSIM」を申し込み、「AIかんたん本人確認」を選択した場合で、本人確認の完了後数分で開通手続きができます。
「SIMカード」で申し込みした場合は、申し込み完了から1週間ほどでSIMカードと開通方法の案内が届きます。
ただし、混雑状況によっては最長2週間ほど時間がかかることもあるので注意してください。
また、MNP転入の場合はMNP転入の受付時間により開通時間が異なります。
MNP転入受付時間 | 開通時間 |
午前0:00~午前8:59 | 午前9:00以降、当日中 |
午前9:00~午後9:00 | 当日中 |
午後9:01~午後23:59 | 翌日の午前9:00以降 |
午後9:00直前に「MNP転入を開始する」ボタンを押した場合、当日の開通手続きに間に合わず翌日開通となることがあります。
できるだけ早く楽天モバイルを使い始めたい場合は、「eSIM」の利用がおすすめです。
eSIM(イーシム)とはスマホに内蔵された本体一体型のSIMのことで、遠隔で通信に必要な情報の書き換えができます。
本人確認方法にもよりますが、eSIMで申し込みすれば最短10分程度で開通することも可能です。
本人確認方法による開通までの時間の違い(eSIM申し込み)
本人確認方法 | 利用開始までの時間 |
楽天グループに提出済みの書類で確認 | 転送不要郵便を受け取り後、利用開始 |
AIかんたん本人確認(eKYC) | 本人確認完了後、数分で利用開始 |
本人確認書類画像をアップロード・受け取り時に自宅で確認 | 申込み完了から1週間ほど |
※eSIMを申し込みする前に、必ず楽天モバイルで利用する予定のスマホが楽天回線とeSIMの両方に対応しているかを確認してください。
楽天モバイルの審査に落ちてしまっても、以下の方法で携帯を持つことができます。
楽天モバイルで審査落ちしても携帯を持つ方法
・ブラックリストでも契約可能な会社で契約する
・期間を空けて再度契約を申し込む |
携帯ブラックが原因で楽天モバイルの審査に落ちてしまった場合、そのままの状態では他社の審査にも落ちる可能性が高いと考えられます。
携帯を契約するにはまずは未払い金を完済して携帯ブラック状態を解消する必要がありますが、すぐには難しいという人も多いでしょう。
そんな人におすすめなのが、「誰でもスマホ」をはじめとする、携帯ブラックでも契約できる格安SIMサービスです。
誰でもスマホでは携帯ブラックの方を含め申し込み者の99%が審査を通過するので、楽天モバイルの審査に落ちた方でも安心して申し込みできます。
誰でもスマホの特徴
・99.8%が審査を通過!携帯ブラックでも契約できる
・SIMのみ契約なら初期費用2円~ ・端末を購入しても初期費用込みで990円~ ・月額料金は24時間かけ放題付きで3,278円~ ・口座振替、コンビニ支払い対応でクレジットカードがなくても契約可能 ・最低利用期間と解約金なし |
最低利用期間と解約金はなく、短期間で解約してもペナルティはありません。
携帯ブラックが解消されるまでの間だけ利用することもできるので、ぜひ気軽に申し込みしてみてください。
未払い金を完済すれば携帯ブラックが解消されて、楽天モバイルの審査に通るようになります。
ただし、完済後すぐに契約を申し込むと、審査に落ちてしまう場合があるので注意してください。
これは、完済に関する情報が楽天モバイルにすぐに伝わらないことがあるためです。
この場合は、期間を空けて再度申し込みしてみましょう。
また、自社ブラックが原因で審査に落ちた場合は、期間を空けることで自社ブラック状態が解消されて再度契約できるようになることもあります。
ただし、楽天モバイルの自社ブラックに関する基準は公開されていないため、具体的にどのくらいの期間を空ければよいかは知ることができません。
この記事では、楽天モバイルの審査に落ちる原因と対処法を解説しました。
楽天モバイルの審査に落ちてしまった方、またこれから申し込みを予定している方は、以下の内容に当てはまっていないかチェックしてみてください。
審査落ちの理由 | 対処法 |
---|---|
提出書類に不備がある | 提出書類を再確認し、もう一度申し込みましょう |
MNP予約番号が切れている | 再度MNP予約番号を取得し、再申込みしましょう |
乗り換え前の名義と契約者が異なる | 乗り換えの前後で同じ契約名義にしましょう |
同一名義で10回線契約している | 回線数は9回線以下にしましょう |
支払い方法を口座振替にしている | クレジットカードに変更しましょう |
携帯本体の購入を分割にしている | 携帯電話本体を一括で購入、または、SIMのみ契約にしましょう |
携帯料金を未納・滞納したことがある | 未払い金や滞納金は完済しましょう |
短期間で解約を繰り返したことがある | 他の携帯会社を使用しましょう |
携帯料金の滞納があると「携帯ブラック」と言われる状態になり、未払い金を完済するまで楽天モバイルの審査に通りません。
まずは、できるだけ早く未払い金を完済することを目指しましょう。
すぐに完済するのがどうしても難しい場合は、携帯ブラックでも契約できる「誰でもスマホ」の利用を検討してみてください。
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