スマホを「短期解約」するとペナルティを受ける、またはブラックリスト入りする、などの情報を耳にすることがあります。
そのため、以下のような不安や悩みを抱えている方もいるかもしれません。
・別の会社のもっといいプランに乗り換えたいけど、「短期解約」になるのが心配…
・契約後すぐに解約してしまった…ブラックリスト入りしてしまう? |
この記事では、スマホの短期解約でペナルティを受けることはあるのか、また”ブラックリスト”とは何かについて解説します。
目次
基本的に、スマホを短期解約しただけでペナルティを受けたり”ブラックリスト”に掲載されたりすることはありません。
ここでは、短期解約だけでブラックリストに登録されることはない、と言える理由を解説します。
2019年10の電気通信事業法改正以降、スマホプランから最低利用期間や解約金などの縛りがほぼなくなり、乗り換えがしやすい環境になりました。
これに伴い、総務省は「短期解約」だけを理由に顧客をブラックリストに登録するべきではないという見解を示しています。
そのため「他社のもっと条件のいいプランに乗り換えたい」など、正当な理由で短期解約をする場合は、ブラックリスト入りを心配する必要はありません。
参照:検討の方向性(案)について(短期解約ブラックリスト)ー総務省
総務省によると、一部の販売代理店で「3~6ヵ月以内に解約するとブラックリストに入る」などの案内が行われることがあるようです。
しかし実際には、この期間内で解約したとしても、それだけを理由にブラックリストに登録されることはありません。
ただし、以下のような理由で短期解約をした場合、ブラックリストに登録される可能性があるので注意が必要です。
・スマホ転売目的での短期解約
・サービス利用意思を伴わない乗り換え (例:キャッシュバック受け取り目的での短期解約など) |
正当な理由がある短期解約であれば、ブラックリスト入りを心配する必要はありません。
それでもブラックリスト入りが心配…という方のために、ここでは携帯(スマホ)ブラックリストの種類と登録される理由を解説します。
スマホの契約にかかわるブラックリストには、以下3つの種類があります。
3つの「携帯ブラックリスト」
・各キャリアのブラックリスト
・全キャリア共有のブラックリスト ・信用情報機関のブラックリスト |
このうち、短期解約が影響する可能性があるのは「各キャリアのブラックリスト」だけです。
\携帯ブラックでも契約できます!/
保有する機関 | 各キャリア
(大手通信キャリア・格安SIM会社など) |
登録されるおもな原因 | ・携帯の料金を滞納している
・強制解約になった ・虚偽申告をした ・正当な理由のない短期解約 |
登録される期間 | 会社により異なる |
影響 | ・その会社の新規契約・乗り換え審査に通りにくくなる
・その会社で携帯分割審査に通りにくくなる |
各キャリアのブラックリストとは、大手通信キャリアや格安SIM会社などの各社が独自に保有するブラックリストです。
携帯料金の滞納や正当な理由のない短期解約をすると、各キャリアのブラックリストに登録されることがあります。
保有する機関 | ・TCA ( 電気通信事業者協会) ・TELESA (テレコムサービス協会) |
登録されるおもな原因 | 携帯会社を契約解除(強制解約)となり料金不払いがある |
登録される期間 | 不払い金の完済まで |
影響 | 新規契約・乗り換え審査に通りにくくなる |
全キャリア共有のブラックリストとは、TCAとTELESAに登録されている「不払者情報」のことです。
料金の不払いにより強制解約された後も料金の不払いを続けていると、不払者情報に登録されます。
この情報は大手通信キャリアや格安SIM各社で共有しているため、登録されると他社の審査にも通りにくくなります。
ちなみに、スマホの短期解約だけを理由に不払者情報に登録されることはありません。
\99.8%契約可能な誰でもスマホ/
保有する機関 | ・JICC
(日本信用情報機構) ・CIC (クレジットインフォメーションセンター) ・KSC (全国銀行個人信用情報センター) |
登録されるおもな原因 | ・クレジット、ローン、キャッシングなどの支払いを滞納している
・スマホ端末の分割払い料金を滞納している |
登録される期間 | 完済から5年間 |
影響 | 端末の分割購入審査に通りにくくなる |
クレジットカードやローン、キャッシングなどの支払いを滞納すると、信用情報機関のブラックリストに登録されます。
また、携帯電話やスマホ端末の分割払い料金を滞納した場合も信用情報機関に登録されるので注意してください。
スマホの短期解約を理由に、信用情報機関のブラックリストに登録されることはありません。
携帯のブラックリストに登録されると、さまざまな悪影響が発生します。
ブラックリスト入りを避けるために、どんなことが起きるのかを理解しておきましょう。
各キャリアのブラックリスト、全キャリア共有のブラックリスト(不払者情報)に登録されると、スマホの新規契約や乗り換えができなくなります。
とくに注意が必要なのは、全キャリア共有のブラックリスト(不払者情報)への登録です。
不払者情報に登録されている間は、他社でも新規契約や乗換ができません。
不払者情報に登録された情報は未払い料金を完済すればすぐに抹消されるので、不払者情報に登録されてしまった場合はできるだけ早く料金を完済しましょう。
\誰でもスマホに申し込めばもう困らない!/
信用情報機関のブラックリストに登録されると、携帯の分割購入審査に通りにくくなります。
信用情報機関への情報登録期間は「完済から5年間」で、一度登録されると影響が長く続くので注意してください。
信用情報機関のブラックリストに登録されていても、10万円以下の機種なら審査に通ることがあります。
どうしても審査に通らない場合は、機種を一括払いで購入しましょう。
携帯ブラックリストに登録されているか確認する方法をまとめてみました
ブラックリスト入りの確認方法
ブラックリストの種類 | 確認方法 |
各キャリアのブラックリスト | なし |
全キャリア共有のブラックリスト(不払者情報) | 以前契約していた携帯会社の相談窓口に問い合わせる |
信用情報機関のブラックリスト | 情報開示請求をする |
各キャリアのブラックリストに登録されているかどうかを確認する方法はありません。
全キャリア共有のブラックリスト(不払者情報)への登録を確認するには、以前契約していた携帯会社の相談窓口に問い合わせる必要があります。
不払者情報交換 各社対応窓口(TCA公式サイト)に、各社の電話番号が記載されています。
信用情報ブラックリストへの登録を確認するには、「情報開示(本人開示)」の手続きが必要です。
情報開示の方法については、各信用情報機関の公式サイトを参照してください。
・開示を申し込む(JICC公式)
・情報開示とは(CIC公式) ・本人開示の手続き(KSC公式) |
携帯ブラックリストの確認方法についてもっと詳しく知りたい方はこちら
信用情報ブラックリストの確認方法はこちら
ここでは、現在携帯ブラックでお困りの方に向けて、携帯ブラックでも契約できるおすすめの格安SIM3選を紹介します。
データ通信量
(24時間かけ放題付き) |
月額基本料 |
1GB | 税込 3,278円 |
3GB | 税込 3,580円 |
5GB | 税込 3,980円 |
20GB | 税込 4,980円 |
25GB | 税込 5,580円 |
50GB | 税込 6,980円 |
※2024年10月現在
サービス概要・オプション | |
回線 | NTTドコモ回線 |
高速データ通信容量の追加 | 1GB:330円
+コンビニ決済手数料:220円 |
留守番電話オプション | 440円 |
割り込み通話サービス | 330円 |
契約事務手数料 | 初回契約時2円(通常価格:3,300円) |
最低利用期間/解約金 | なし |
MNP転出手数料 | 無料 |
支払い方法 | コンビニ決済
口座振替 |
※価格は税込表示です。
「誰でもスマホ」は、携帯ブラックでも契約できる格安SIMサービスです。
99.8%が審査を通過するので、他社で審査に落ちた方でも安心して申し込みできます。
手頃な料金が魅力で、人気の20GBプランは24時間かけ放題付きで月額4,980円です。
初期費用も初回限定で2円(税込)と格安。今ならiPhone7の場合、スマホとセットで契約しても990円(税込)~で契約できます。(※2024年10月現在)
口座振替に加えてコンビニ支払いにも対応しているため、クレジットカードや銀行口座が持てない人も利用できます。
また、最低利用期間と解約金がないのもうれしいポイント。短期解約してもペナルティは一切ありません。
試しに使ってみたい…ブラックリストの情報が消えるまでの間だけ使いたい…など、短い期間でも安心して利用できます。
\契約期間の縛りなし!99.8%契約可能!/
データ通信量 | 月額基本料
(かけ放題プラン) |
1GB | 3,256円 |
3GB | 3,916円 |
5GB | 4,576円 |
10GB | 6,226円 |
20GB | 8,756円 |
50GB | 10,978円 |
※価格は税込です。
サービス概要・オプション | |
回線 | NTTドコモ回線 |
臨時パケット | 1GB:1,100円 |
留守番電話オプション | 550円 |
キャッチホン | 440円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
契約1年以内の解約事務手数料 | 解約月のプラン代金1ヵ月分相当 |
支払い方法 | 口座振替 |
※価格は税込です。
スカイセブンモバイルも、ブラックでも契約できる格安SIMサービスです。
使い方に合わせて「かけ放題プラン」「SMS付データプラン」「データプラン」の3つのプランを選べますが、電話が必要な場合は「かけ放題プラン」を選びましょう。
1GB(かけ放題プラン)の月額料金が3,256円と安く、データはあまり使わないのでできるだけ安く使いたいという方におすすめです。
ただし、3GB以上のプランを選ぶなら「誰でもスマホ」の方がお得です。
支払い方法は口座振替のみとなっているため、銀行口座がない方は契約できません。
また、契約後1年以内に解約すると、解約月のプラン代金に相当する解約事務手数料の支払いが必要です。
プラン | 月額料金 |
100MB~1GB | 517円~ |
2GB~4GB | 770円~ |
5GB~9GB | 1,210円~ |
10GB | 1,870円 |
12GB~18GB | 2,090円~ |
20GB~80GB | 2,970円~ |
100GB~1TB | 8,305円~ |
※価格は税込表示です。
サービス概要・オプション | |
回線 | NTTドコモ回線 |
データ容量追加 | 100MB:88円
1GB:550円 |
カウントフリーオプション | 550円/月 |
10分かけ放題オプション | 935円/月 |
留守番電話機能オプション | 330円/月 |
割込み通話機能オプション | 220円/月 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
解約事務手数料 | なし |
支払い方法 | 口座振替 |
リンクスメイトは、「不払者情報」の情報交換をする事業者に含まれていないため、携帯ブラックでも審査に通る可能性があります。
特徴は「カウントフリーオプション」と「ゲーム連携」です。
カウントフリーオプションとは、対象のゲームやコンテンツ、SNSの通信量カウントが90%以上OFFになるサービス。
さらに、カウントフリーオプションを利用して対象のスマホゲームと連携すると、ゲーム内で特典が受け取れます。
1GBプランが月額737円(税込)、20GBプランが月額2,970円など、「誰でもスマホ」や「スカイセブンモバイル」よりずっと安く使えるのもメリットです。
ただし、リンクスメイトは「携帯ブラックでも契約できる格安SIM」ではありません。
確実に審査に通る保証はないので注意してください。
最後に、ここで紹介した3社のおもなサービス内容を表にまとめてみました。
ご自分に合った会社選びの参考にしてみてください。
比較項目 | 誰でもスマホ | スカイセブン
モバイル |
リンクスメイト |
回線 | NTTドコモ | NTTドコモ | NTTドコモ |
ブラックでも
契約できる |
〇 | 〇 | △ |
最安料金
(音声通話プラン) |
3,278円
1GBプラン かけ放題付き |
3,256円
1GBプラン かけ放題つき |
517円
100MBプラン |
契約
事務手数料 |
2円(初回契約限定) | 3,300円
※音声10GB以上契約で無料 |
3,300円 |
支払い
方法 |
コンビニ決済
口座振替 |
口座振替 | クレジットカード
リンクスポイント |
最低利用期間
(契約期間の縛り) |
なし | 12ヵ月間 | なし |
解約金 | なし | 解約月のプラン料金1ヵ月分相当 | なし |
受け取りまでの
期間 |
最短当日
(店舗) |
最短当日
(店舗) |
通常
3日~5日程度 |
店舗 | 全国150店舗以上 | 全国60店舗以上 | なし |
※2024年10月現在の調査内容です。
この記事では、スマホの短期解約によるペナルティについて解説しました。
「他社のもっと条件のいいプランに乗り換えたい」などの正当な理由で短期解約をする場合は、ペナルティを受けたりブラックリストに登録されたりすることはありません。
ただし、スマホの転売目的での短期解約や、サービス利用意思を伴わない乗り換えをした場合は、「各キャリアのブラックリスト」に登録される可能性があります。
この場合、同じ会社での新規契約審査に通らなくなるので注意してください。
携帯ブラックリストによる審査落ちでお困りなら、「誰でもスマホ」の契約がおすすめです!
携帯ブラックの方を含め99.8%が審査を通過するので、他社の審査に通らない方も安心してお申し込みいただけます。
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