身分証なしのレンタル携帯はある？注意点や対策も紹介！

レンタル携帯の契約には、一般的に顔写真付きの身分証（本人確認書類）が必要です。

「身分証なしでも契約できるレンタル携帯はある？」

「レンタル携帯の契約で利用できる身分証の種類は？」

「顔写真つきの身分証がなくても契約できる？」

こんな疑問をお持ちの方のために、この記事ではレンタル携帯の契約で使える身分証について分かりやすく解説します。

 

【結論】身分証なしでのレンタル携帯契約は不可能

結論からお伝えすると、レンタル携帯を契約する際には、必ず身分証明書による本人確認が必要です。

ここでは、レンタル携帯の本人確認について以下の点を解説します。

・レンタル携帯の契約に身分証が必要な理由 ・レンタル携帯の契約で使用できる身分証の種類 ・身分証がない場合の対処法

身分証の提示は法律で決められている

レンタルスマホ契約時の身分証の提出は、「携帯電話不正利用防止法」により義務づけられています。

携帯電話不正利用防止法とは、匿名で契約された携帯電話が振り込め詐欺などの犯罪に利用されることを防ぐために制定された法律です。

携帯電話レンタル業者は、レンタル契約時に公的機関の発行した身分証明書などにより契約者の本人確認を行う必要があります。

また、契約者（個人）はレンタル契約時に氏名、住居および生年月日を正しく申告しなければなりません。

契約者が法人の場合は、名称・本店などの所在地・代表者や契約担当者の本人特定事項（氏名+住居+生年月日）の確認が必要です。

レンタル時に使用できる身分証

※注：ここでは、携帯電話不正利用防止法によって利用が認められている身分証を紹介しています。サービスによって利用できる身分証は異なりますので、詳しくは各サービスの公式サイトなどで確認してください。

個人がレンタル携帯を契約する際は、以下の身分証明書が利用できます。

身分証の種類		・マイナンバーカード ・運転免許証 ・運転経歴証明書 ・パスポート ・在留カード ・特別永住者証明書 ・国民健康保険証 などの氏名・生年月日・現住所が印字されているもの	・住民票の写し ・生活保護受給証の写し など
本人確認の方法	対面契約	提示で本人確認完了	提示 ＋ 一定の条件を満たすことで本人確認完了
	非対面契約	原本またはコピーを送付＋ 一定の条件を満たすことで本人確認完了

参考：総務省｜レンタル携帯電話事業者の方へ

対面で契約する場合は、マイナンバーカードや運転免許証など氏名・生年月日・現住所が印字されている身分証明書を提示するだけで、本人確認が完了します。

対面契約で上記以外の身分証明書を利用する場合、または非対面で契約する場合は、身分証の提示だけでは本人確認を完了することができません。

このケースでは、本人確認を完了するために身分証の提示+下記の手続きことが必要です。

・契約者の住居に携帯電話端末、SIMカード、契約関係書類などを転送不要で送付する

転送不要で送付する手続きを踏むことで、その本人がその住居に住んでいることが証明され、本人確認ができスマホを受け取れます。

身分証がない場合の対処法

運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの一般的な身分証がなくても、以下のような書類で本人確認できる場合があります。

・住民票 ・生活保護受給者証

住民票が使用できる場合も

一部のサービスでは、住民票が身分証明書として利用できる場合があります。

住民票の発行にも本人確認書類は必要ですが、さまざまな書類に対応しているため、比較的簡単に発行できるでしょう。

格安SIMの「誰でもスマホ」では住民票が本人確認書類として利用可能です（商品を郵送する場合のみ）。

商品を指定住所に郵送することによって本人確認が成立しますので、「住民票」のみだと店舗ですぐに携帯端末とSIMカードを受け取ることはできないので注意が必要です。

※誰でもスマホはレンタル携帯サービスではありません。 ※住民票の発行に利用できる本人確認書類は自治体によって異なります。詳しくは各自治体のホームページで確認してください。

生活保護受給証が使用できる場合

携帯電話不正利用防止法には、レンタル携帯の契約に利用できる本人確認書類に関して以下のような記載があります。

官公庁から発行・発給された書類その他これに類するもので、 （ア）契約者の氏名、住居及び生年月日の記載があるが、契約者の顔写真がないもの、又は（イ）顔写真があっても複数発行・発給されたもの（例えば、各都道府県の発行している介護保険や児童福祉手当における受給資格証明証など） ※いずれも氏名・住居・生年月日の記載があることが必要です 引用：携帯電話不正利用防止法パンフレット（レンタル携帯）

「生活保護受給者証」も上記の条件に当てはまるため、本人確認書類として利用できる場合があります。

「誰でもスマホ」は、生活保護受給者証での本人確認にも対応！（商品を郵送する場合のみ）。

商品を指定住所に郵送することによって本人確認が成立しますので、「生活保護受給証」のみだと店舗ですぐに携帯端末とSIMカードを受け取ることはできないので注意が必要です。

かけ放題込みで月額3,278円(税込)～使えるのでレンタル携帯と比較して負担が軽く、生活保護受給者の方にもぴったりです。

※誰でもスマホはレンタル携帯サービスではありません。

プリペイドSIMなら身分証なしでも契約できる

プリペイドSIMであれば、身分証なしでも契約可能です。

ただし、身分証なしで契約できるのは、電話番号（またはSMS機能）のないデータ通信専用のプリペイドSIMに限られます。

「電話はLINEでするので電話番号は必要ない」という方は、データ通信専用のプリペイドSIMを利用してもいいかもしれません。

プリペイドSIMについて詳しくはプリペイド携帯/プリペイドスマホとは？メリット・デメリットも詳しく解説！をご覧ください。

レンタル携帯ではないが誰でもスマホはおすすめ

誰でもスマホは携帯ブラックでも契約できる格安SIMサービスです。

レンタル携帯ではありませんが、最低利用期間・違約金がないので、レンタル携帯のように短期間だけ利用することも可能です。

携帯ブラックでも契約できるよう審査がゆるく、99.8％の人が審査を通過！

以下の身分証のいずれか1点が用意できれば契約できます。

誰でもスマホで利用できる身分証

・マイナインバーカード ・運転免許証 ・パスポート ・住民基本台帳カード ・在留カード ・特別永住者証明書 ・国民健康保険証 ・年金手帳 ・療育手帳 ・障がい者手帳 ・受給者証明書（商品を郵送する場合） ・住民票（商品を郵送する場合）

ぜひ、料金プランをチェックしてみてください。

誰でもスマホの申し込みに利用できる本人確認書類について詳しくはこちら：本人確認書類について

身分証があれば携帯をレンタルできるサービス

身分証があれば利用できるおすすめのレンタル携帯2選を紹介します。

おすすめのレンタル携帯2選

・エクスモバイル ・Goodモバイル

他のサービスについても知りたい方は、即日スマホが使いたい！おすすめのスマホレンタルサービス8選と選び方をご覧ください。

エクスモバイル

サービス概要

即日受け取り	不可
レンタル期間	1日～
SIMカード	あり
支払い方法	クレジットカード
身分証（本人確認書類）	以下よりいずれか1点 ・運転免許証 ・パスポート ・住民基本台帳カード ・マイナンバーカード

料金の一例

機種	Xperia XZ
レンタル料金	初日料金：2,200円 2日目以降：220円／日
初期費用	WEB：550円 データ定額2GB：2,090円 かけ放題：110円 など

※価格は税込です。

※2024年7月現在の調査内容です。

エクスモバイルは、スマホやタブレット、Wi-Fiルーターなどのレンタルサービスです。

法人向けの商品を多く取り扱っていますが、個人でも利用可能。

レンタル料金、オプション料金ともに格安で、商品によっては1日5,000円程度でレンタルできます。

エクスモバイルでは、本人確認書類として以下の顔写真付き公的身分証明書が必要です。

・運転免許証 ・パスポート（顔写真側と住所欄の2箇所） ※2020年2月4日以降に申請したパスポートは対象外 ・住民基本台帳カード ・マイナンバーカード

その他の証明書についても相談に応じてくれる場合があるので、問い合わせしてみましょう。

Goodモバイル

サービス概要

即日受け取り	可能
レンタル期間	1日～
SIMカード	あり（本体のみレンタルも可）
支払い方法	・店頭支払い ・銀行振込 ・クレジットカード
身分証（本人確認書類）	運転免許証、パスポートなど顔写真付きのもの1点 ※2020年2月4日以降に申請したパスポートは対象外

料金の一例

機種	iPhoneシリーズ
料金（1ヵ月以上の長期）	月額基本使用料：4,620円 月額レンタル料：8,250円
料金（1ヵ月未満の短期）	1日のみ：1,650円 2～10日：＋330円／日 11～20日：＋220円／日 21日～1ヵ月：8,800円 ※モデルにより有料端末オプションあり
オプション	WEB利用：月額330円 データSパック（2GB）：月額3,850円など

※価格は税込です。

※2024年7月現在の調査内容です。

Goodモバイルは東京渋谷と大阪北浜に店舗を構えるレンタル携帯電話・レンタルスマホサービス。

郵送でも受け取りできますが、店舗なら即日レンタルも可能です。

ただし在庫がない場合もあるため、店舗受け取りを希望する場合でも事前に電話連絡するか、公式サイトの問い合わせフォームから予約をしてください。

申し込みの際は、運転免許証やパスポートなど顔写真付きの身分証の提示が必要です。

レンタル携帯を使用する際の注意点

 

レンタル携帯を使う際は、以下の点に注意してください。

レンタル携帯を使用する際の注意点

・初期費用によっては割高になる可能性がある ・通話料などで割高になる可能性がある ・保証料で割高になる可能性がある

初期費用によっては割高になる可能性がある

レンタル携帯では、レンタル料金の他に初期費用の支払いが必要になる場合があります。

レンタル料金が格安でも、初期費用によっては割高になってしまうので、申し込み前に総額を確認しておきましょう。

通話料などで割高になる可能性がある

スマホ・携帯本体とSIMカードをセットでレンタルする場合は、レンタル料金だけでなく通話料とWEB利用料も確認しておきましょう。

レンタル料金が安くても、通話料とWEB利用料が高額だと結局割高になってしまうことがあります。

使い過ぎによる高額請求を避けるには、かけ放題オプションやデータ使い放題オプションがあるサービスを選ぶとよいでしょう。

保証料で割高になる可能性がある

一部のレンタル携帯サービスでは、レンタル料金とは別に「保証金」の支払いが必要になることがあります。

保証金は端末の返却時に返金されますが、以下のような場合は返金されないことがあるので注意してください。

保証金が返却されない場合（例）

・端末を紛失した ・端末を破損または水没した ・規約違反をした ・期日内に返却をしなかった

保証金の有無や金額、返却の条件はサービスによって異なりますので、申し込みの際にしっかり確認しておきましょう。

住民票でも契約できる「誰でもスマホ」がおすすめ

この記事では、レンタル携帯の契約で利用できる身分証（本人確認書類）について解説しました。

レンタル携帯の契約には、一般的に運転免許証やマイナンバーカードなどの顔写真つき身分証が必要です。

サービスによっては、住民票や生活保護受給者証などが本人確認書類として利用できる場合もあります。

「誰でもスマホ」は、様々な身分証に対応しています。

誰でもスマホの特徴

・さまざまな身分証に対応！ ・月額料金が安い：24時間かけ放題付きで3,278円(税込)～ ・初期費用が安い：SIMカードのみ契約なら2円(税込)～ ・口座振替／コンビニ支払い対応でクレカ／銀行口座なしでも契約OK！ ・最低利用期間と違約金がない！短期間で解約しても問題なし！ ・公式サイトまたは全国約100店舗で申し込み可能（2024年7月現在） ・電話サポートがあるので困った時に相談できて安心

国民健康保険証、受給者証明書、住民票などさまざまな身分証に対応しているので、顔写真付きの身分証がない方でも契約できます。

レンタル携帯ではありませんが、最低利用期間・違約金がなく、短期間だけの利用にも対応しています。

ぜひ、サービス内容をチェックしてみてください。