携帯(スマホ)の審査に落ちてしまったなら、ブラックリストが原因かもしれません。
携帯料金や借金を滞納すると「携帯ブラックリスト」に登録されて、基本的には完済するまで携帯の申し込み審査に通らなくなります。
とはいえ、ブラックリストの情報は完済しないと絶対に消えないというわけではありません。
この記事では、携帯ブラックリストについて以下の点を解説します。
・そもそも「携帯ブラックリスト」とは?
・ブラックリスト入りしたかどうかを確かめる方法は? ・ブラックリストの情報を消す方法は? |
携帯の審査に落ちて困っている方に役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
そもそも「携帯ブラックリスト」とは、携帯料金の滞納などが原因で携帯の申し込み審査に通らなくなった状態のことです。
ここでは、携帯ブラックリストについて知っておきたい4つの点を解説します。
・ブラックリストには3種類ある
・ブラックリストかどうか確認する方法 ・ブラックリストが消えるまでに5年かかる ・信用情報ブラックリストは3つの機関で情報共有されている |
まず覚えておきたいのは、携帯の審査にかかわるブラックリストには3種類あるということです。
携帯の審査にかかわる3つのブラックリスト
・携帯ブラックリスト
・信用情報機関のブラックリスト ・社内のブラックリスト |
それぞれのブラックリストに登録される原因や携帯の審査に与える影響について見ていきましょう。
保有する機関 | ・TCA( 電気通信事業者協会)
・TELESA(テレコムサービス協会) |
登録されるおもな原因 | 携帯会社を契約解除となり料金不払いがある |
携帯の審査に与える影響 | 新規契約・乗り換え審査に通りにくくなる |
携帯のブラックリストとは、TCAとTELESAが保有する「不払い者情報」のことです。
携帯料金の滞納などが原因で強制解約となり、その後も未払いがあると不払い者情報に登録されます。
不払い者情報はTCA、TELESAを通じて携帯電話会社各社に共有されるので、ここに登録されると他社でも携帯の契約審査に通りにくくなります。
保有する機関 | ・JICC(日本信用情報機構)
・CIC ・KSC(全国銀行個人信用情報センター) |
登録されるおもな原因 | クレジット、ローン、キャッシングなどの支払いを滞納している |
携帯の審査に与える影響 | 端末の分割購入審査に通りにくくなる |
信用情報機関とは、クレジットカードやローン、キャッシングなどの契約や申し込み、滞納などに関する情報が登録されている機関のことです。
信用情報機関に支払いの遅延、滞納などのネガティブな情報が登録されていると、携帯端末の分割購入審査に通りにくくなります。
保有する機関 | 携帯会社各社 |
登録されるおもな原因 | ・携帯の料金を滞納している
・強制解約になった ・短期解約を繰り返している |
携帯の審査に与える影響 | その会社への新規契約・乗り換え審査に通りにくくなる |
携帯会社各社は、審査の際に独自に保有する”社内ブラックリスト”も利用していると考えられます。
強制解約になった人や、短期解約を何度もしたことのある人は問題がある顧客と判断される可能性が高く、同じ会社では審査に通りにくくなるでしょう。
ブラックリストの種類 | 確認方法 |
携帯ブラックリスト(不払い者情報) | 以前契約していた携帯会社の相談窓口に電話する |
信用情報ブラックリスト | 情報開示請求をする |
社内ブラックリスト | なし |
携帯ブラックリスト(不払い者情報)に登録されているかどうかを確認するには、以前契約していた携帯会社の相談窓口に電話してください。
不払い者情報交換 各社相談窓口(TCA公式サイト)に、各社の電話番号が記載されています。
信用情報ブラックリストに登録されている情報を知るには、JICC、CIC、KSCで「情報開示(本人開示)」の手続きをする必要があります。
情報開示請求の詳しい方法については、以下の公式ページをご覧ください。
・開示を申し込む(JICC公式)
・情報開示とは(CIC公式) ・本人開示の手続き(KSC公式) |
社内ブラックリストの内容は公開されていないので、登録されているかどうかを知ることはできません。
「不払い者情報」に登録されていないのに審査に落ちてしまったなら、その会社の「社内ブラック」となっている可能性が高いと言えるでしょう。
ブラックリストの種類 | 情報が消えるまでの期間 |
携帯ブラックリスト(不払い者情報) | ・完済すれば即時抹消
・または契約解除後5年以内 |
信用情報ブラックリスト | 契約継続中及び契約終了後5年以内 |
社内ブラックリスト | 会社により異なる |
携帯ブラックリスト(不払い者情報)は、不払い金を完済するか契約解除後5年で抹消されます。
信用情報ブラックリストの情報保有期間は、契約終了後5年です。
完済後も支払い遅延や滞納などのネガティブな履歴が5年間残ってしまうため、その間分割審査に通りにくい状態が続く可能性があります。
社内ブラックリストの保有期間は非公開で、会社によって異なります。
日本にはJICC、CIC、KSCという3つの信用情報機関がありますが、1つの信用情報機関に登録された情報は他の機関にも共有されます。
クレジットやローンの滞納などの問題を1つでも起こしてしまうと、情報が共有されて携帯の分割購入審査に通りにくくなってしまうので注意してください。
ブラックリスト状態になるおもな原因をまとめてみました。
ブラックリストの種類 | ブラックリストになるおもな原因 |
携帯ブラックリスト(不払い者情報) | 契約解除となり料金不払いがある |
信用情報ブラックリスト | ・長期間にわたって借金の支払いを滞納した
・債務整理をしたことがある |
社内ブラックリスト | ・携帯の料金を滞納している
・強制解約になった ・短期解約を繰り返している |
それぞれの原因について、もう少し詳しく見ていきましょう。
携帯ブラックリスト・社内ブラックリストになる |
携帯料金(通信料金)の滞納が2~4ヵ月ほど続くと、携帯電話の契約が強制的に解約にされてしまいます。
強制解約後も料金の不払いがある場合、携帯ブラックリスト(不払い者情報)に登録されて他の携帯会社の審査にも通りにくくなります。
また、強制解約となった場合はその会社の社内ブラックリストにも登録される可能性が高いでしょう。
信用情報ブラックリストになる |
クレジットカード料金やキャッシング、ローンなどの返済を2~3か月ほど滞納すると、信用情報機関に「事故情報」が登録されてブラックリスト状態になります。
多くの場合、滞納から1週間~1か月ほどで「督促状」が届きます。
この時点ですぐに対応すればブラックリストにならずに済むこともあるので、督促状が届いたらできる限り早く返済しましょう。
信用情報ブラックリストになる |
債務整理とは、任意整理、個人再生、自己破産などにより借金を無理なく返済できるようにする、または免除する手続きのことです。
債務整理をした場合も、信用情報機関に「事故情報」が登録されてブラックリスト状態になります。
ブラックリストに登録されるとどんなデメリットがあるのかをまとめてみました。
ブラックリストの種類 | デメリット |
携帯ブラックリスト(不払い者情報) | 携帯の契約・乗り換え審査に通りにくくなる |
信用情報ブラックリスト | ・携帯の分割払いができなくなる
・クレカを作れなくなる ・新規借り入れやローンを利用できなくなる ・保証人になれなくなる |
社内ブラックリスト | その会社への契約・乗り換え審査に通りにくくなる |
携帯ブラックリスト(不払い者情報)と社内ブラックリストに登録されるデメリットは、携帯の契約審査に通りにくくなることだけです。
いっぽう、信用情報ブラックリストに登録されると、携帯の審査以外にも色々な場面でデメリットが発生するので注意してください。
信用情報ブラックリストのデメリットをいくつか見てみましょう。
信用情報ブラックリスト状態になると、携帯の分割払い審査に通りにくくなります。
とくに10万円以上の携帯電話・スマホを分割払いで購入する場合、審査がより厳しくなりますので注意してください。
信用情報ブラックリスト状態になると、クレジットカードの申し込み審査に通りにくくなります。
この場合、審査に通らないからといって色々なカードの申込みを繰り返すことはおすすめできません。
信用情報機関にはカード審査に落ちた情報も登録されるため、さらに審査に通りにくくなってしまいます。
信用情報ブラックリストの人は、お金を借りる際の連帯保証人・保証人になることができません。
様々なデメリットがあるブラックリスト。できるだけ早く情報を消すにはどうしたらいいのでしょうか。
ここでもう一度、ブラックリストの情報が消えるまでの期間をおさらいしてみましょう。
ブラックリストの種類 | 情報が消えるまでの期間 |
携帯ブラックリスト(不払い者情報) | ・完済すれば即時抹消
・または契約解除後5年以内 |
信用情報ブラックリスト | 契約継続中及び契約終了後5年以内 |
社内ブラックリスト | 会社により異なる |
携帯ブラックリストの情報は完済してもしなくても5年で消えますが、完済すれば即時に抹消されます。
できるだけ早く携帯ブラックリスト状態を解消したいなら、不払い金を完済しましょう。
信用情報ブラックリストの情報保有期間は「契約継続中および契約終了後5年以内」となっています。
ここで”契約終了”とは借金の返済日のこと。つまり、信用情報ブラックリストを消すには基本的に借金の完済が必須です。
さらに、借金を完済してから5年間ブラックリスト状態が続きます。
債務整理によって信用情報ブラックリストになった場合の情報保有期間は以下のようになっています。
信用情報機関 | 債務整理の情報保有期間 |
JICC | 契約継続中及び契約終了後5年以内 |
CIC | 契約中および契約終了から5年間 |
KSC | 当該決定日から7年を超えない期間(破産・民事再生) |
JICC、CICは借金を滞納した場合と同じ5年間ですが、KSCでは自己破産と民事再生手続きをした場合のみ、7年間ブラックリスト状態が続きます。
例外的に、以下のパターンでは完済しなくても信用情報ブラックリストの情報が消えます。
自己破産とは、借金の支払い義務を免除してもらう手続きです。
自己破産すると、借金を完済しなくても5~7年間で信用情報ブラックリストの情報が消えます。
時効援用とは、借金の消滅時効の利益を受けることを債権者(お金を貸した側)に伝えることです。時効が成立すると、借金の返済義務がなくなります。
時効が成立すると、借金の滞納があっても信用情報は最大5年後に削除されます。
※JICCの登録情報は時効成立と同時に抹消されます。 |
債権譲渡とは、債権(借金の返済を求める権利)を第三者に譲ることです。
債権が譲渡された場合、情報の保有期間は以下のようになります。
1.信用情報機関の加盟会員に譲渡された場合:保有期間は変わらない
2.信用情報機関の加盟会員でない相手に譲渡された場合:滞納があっても5年後に削除 (JICCは1年で削除) |
多くの場合、債権の譲渡は信用情報機関の加盟会員でない「債権回収会社」などに対して行われます。
そのため、債権譲渡された場合は5年後(JICCは1年後)に信用情報が消えることが多いでしょう。
ここからは、審査に落ちてお困りの方向けにブラックでも契約できるおすすめの携帯会社5選を紹介します。
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2.ドコモの通信エリアで利用可能 3.初期費用・端末代込みで990円(税込)~スタートできる 4.かけ放題込みで月額3,278円(税込)~ 5.コンビニ支払い・口座振替に対応 6.契約期間の縛り・解約金なし |
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データ通信量
(24時間かけ放題付き) |
月額基本料 |
1GB | 税込 3,278円 |
3GB | 税込 3,580円 |
5GB | 税込 3,980円 |
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「不払い情報」の交換に参加していないので、携帯ブラックの方でも審査に通る可能性があります。
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プラン | 月額料金 |
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5GB~9GB | 1,210円~1,705円 |
10GB | 1,870円 |
12GB~18GB | 2,090円~2,750円 |
20GB~80GB | 2,970円~7,260円 |
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音声SIM(国内かけ放題通話定額付き) | 月額料金 |
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25GB | 9,000円 |
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大容量の120GBプランも選べるのが特徴です。
あなたのモバイルの料金プラン
音声SIM(国内かけ放題付き) | 加入月 (事務手数料のみ) |
2~3ヵ月目 | 4ヵ月目以降 |
3GB | 3,733円 | 3,300円 | 3,300円 |
5GB | 3,733円 | 5,500円 | 5,500円 |
24GB | 0円 | 5,500円 | 6,600円 |
120GB | 0円 | 5,500円 | 9,900円 |
※価格は税込表示です。
あなたのモバイルの料金プランは、2~3ヵ月目と4ヵ月目以降で異なります。
加入月にかかる料金は事務手数料のみ。
24GBプランと120GBプランを選択した場合、事務手数料は0円で、さらに2~3ヵ月目の料金が割引されます。
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音声SIM(国内かけ放題通話定額付き) | 月額料金 |
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50GB | 12,900円 |
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支払い方法として口座振替と請求書払い(銀行振込)が選べるのが特徴で、クレジットカードがない方でも安心して申し込みできます。
ただし、アルバモバイルではSIMカードのみの契約しかできません。
契約前に、SIMフリー端末、SIMロック済み端末またはドコモで購入した端末を自分で用意してください。
この記事では、携帯審査にかかわるブラックリストの情報はいつ消えるのかについて解説しました。
3種類のブラックリストの情報が消えるまでの期間は以下のようになっています。
ブラックリストの種類 | 情報が消えるまでの期間 |
携帯ブラックリスト(不払い者情報) | ・完済すれば即時抹消
・または契約解除後5年以内 |
信用情報ブラックリスト | 契約継続中及び契約終了後5年以内
(完済しても5年間情報が残る) |
社内ブラックリスト | 会社により異なる
(半永久的に残ることもあり) |
信用情報ブラックリストの情報は基本的に完済後5年経過しないと消えませんが、以下のケースは例外です。
完済しなくても信用情報ブラックが解消されるケース
・自己破産したケース:5~7年経過後に削除
・時効援用したケース:最大5年経過後に削除(JICCは即時) ・債権譲渡されたケース:最大5年経過後に削除(JICCは1年) |
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